「車下取りは損をする」って本当?カーディーラー下取りと車買取の違いを解説

「車下取りは損をする」って本当?
カーディーラー下取りと車買取の違いを解説

「下取り」とは?
小売店などが新しい家電や車などを購入してもらう際に、同種の使用済みの商品を買い取る商習慣 と一般的に定義付けられています。

そのため、カーディーラーなど車を販売する店が「新車を買ってもらう為に、古くなった車を買い取ってその金額を値引きに充てる」のが下取りです。
一方「新車購入有無に関わらず、中古車等を買い取る」のが車買取です。

車買取店の広告では「下取よりも10万円以上で買取!」といった下取りよりも高額で査定が出来たという実績を売りにしているのを見かけます。
実際、全ての人が「ディーラー下取り」に出すと損をするのでしょうか?

「下取り」と「車買取」の違いを

  • 売却者が乗り換える次の車の有無
  • 下取りや買取をした後の車の販売方法
  • 査定に関する考え方の違い

の観点から徹底的に比較していきます。

一概に下取りは損をする事ばかりではない事がわかれば、売却先の選択肢も広がります。

「下取り」のメリット「買取」のメリット

こんな場合は下取をおすすめします

  • 忙しいので買うも売るも一箇所にしたい
  • オプションがついていない
  • 年式が概ね9年以内

下取りのメリットはコチラ

こんな場合は買取をおすすめします

  • 車が故障・修復歴
  • オプションが沢山ついている
  • 下取で0円と言われた

買取のメリットはコチラ

下取りのメリット

新車を買おうとしている方「買う・売る」が一箇所で済む

カーディーラーに行くだけ

下取りの1番のメリットは、売却から新車の購入まですべての手続きを1か所で出来る点です。

車の購入にも売却にも、名義変更や自動車保険の変更など手間がかかります。

やり取りが一か所で済むので、忙しい方・売却先を自分の足で探したりするのが面倒だという方には下取りがおすすめです。

また、新車と下取り車を同日に引き換えが出来たりと、納車されるまでの間の不便も無いのも大きなポイントです。

下取りのデメリットとして価格が買取よりも下回ると言われます。
下取りと買取の違いを確認すると、その理由も納得出来ます。詳しくはコチラをお読みください。

車によってはディーラーも他社見積を見て、下取価格を上げてくれる場合も…?

※コンパクトカー等中古車市場で人気の高い車や比較的年式の新しい車であれば

買取のメリット

・故障車(不動車・水没車・事故車など)でも値段がつく

・車の種類によって高額査定になる

買取店の得意分野によって、オプションや、車の種類(スポーツカー・クラシックカー)などに高額査定を出す買取店がある

どんな車でも買取OK

買取の一番のメリットは、どんな車でも売却が出来るという点です。

買取店には実は「SUVの買取を得意とする店」「輸入車専門」「事故車も買取る」「不動車・水没車も買取る」など、各社の販売ルートによって積極的に買い取りたい車というものがあります。

そのため、売却する側は、自分の車を高く買いたいと言ってくれるところを探せることが出来れば高額での売却が実現するのです。

下取りより買取が高いって本当?
仕組みの違い・査定結果の出し方の違い

下取りをするカーディーラーと買取店で価格決定をする要素の違い2つ

  • 買取った車を売る販売ルートの違い
  • 査定時に評価されるポイントが違う

図解!車下取りと買取の違い

”高く売れる車がある”販売ルートは下取りをするカーディーラーより買取店の方が多い

図解!車下取りと買取の違い

買取店は【オプション等のプラス査定】がある

「車によっては」基準になる査定評価に、プラスして査定額をつける事が出来る。

買取店は【買い取り実績に基づく相場】での査定額の場合も

「車によっては」一般的な査定評価とは別に、買取市場で過去の取引実績が高額な車ならそれを基に査定金額が出せる。

下取りより買取の値段が高くつく、と言われているのは、

「車によっては」基準となる査定にオプションや価値をプラス出来る場合がある事と、買取店の持つ販売ルートによる違いで「買取る店によっては」"高く売れる車"があるからです。

カーディーラー で下取りされた車の販売先は?

通常カーディーラーで下取りされた車のほとんどは、清掃や整備が行われ、系列の中古車販売業者に売却されます。

しかし、全ての下取り車がこの流れで販売されるわけではありません。

そのままでは中古車として売れない車は、中古車専門業者のオークション(※)にかけられます。

競り落とされた車は中古車専門業者に渡り、整備や点検などを行った後、中古車として販売されます。

約8割の中古車がこのオークションを通して市場に出回っているといわれています。

そのため
・店頭でそのまま売る事が出来る
・オークションでもすぐ売れそう
という2つに当てはまる車に関しては、カーディーラー下取りも買取店でも金額に大きく差がでないかもしれません。

一方で、下取りでは値段がつきませんと言われる場合があります。
例えば年式が10年以上経過している、または不動車と言われる動かない車や、水没したなど中古車としての販売は難しい車に関してカーディーラーのほとんどは消極的でしょう。

また、カーディーラーによっては「車としての価値は0円だが、廃車の費用がかからないように引き取りだけしてくれる」事もあります。なぜなら、廃車専門業者というものが存在するからです。そのような車には部品として生まれ変わる道があります。例えば、タイヤ、ガラス、エンジンなど磨耗の少ないものは洗浄、点検され修理部品として流通しています。下取りされた車は乗れなくなったら終りではなく、部品の1つ1つまでリサイクルされる可能性もあるので、ディーラーにも多少利益が出る場合もあるからです。

「自分で廃車にするのは面倒そうだし、お金がかかると思っていた廃車を無料でしてくれるなら、下取りしてもらおう」こう考える人はそのまま下取りしてもらいましょう。

ただし、それは「このディーラーでは0円」だという事なのです。

ご自身で廃車専門買取店や事故車の買取店に売却する事が出来ればカーディーラが得る多少の利益分くらいは現金として手に入れる事が出来るかもしれません。

面倒でない方は「下取りで0円」と言われたら、廃車・事故車を扱う買取店でも査定をしてみる事をおすすめします。

※オークションは会員制で、一般の人は参加をすることも会員になることもできません。このオークションは、買取り専門業者と下取り業者が出品した車を、中古車専門業者が買取る仕組みになっています。

もし「この車は値段がつかないですよ」と
カーディーラーで言われてしまった時の為に↓↓↓↓をチェック!

下取りでは0円と言われた事故車を廃車せずにお金に変える事故車買取を徹底解説

「下取り」と「買取」査定内容の違いについて

Q.

車の査定って何か基準が明確にあるの?

A.

「査定基準及びハンドブック」というものが存在します。
一般財団法人日本自動車査定協会が発行しているものです。
査定「中古自動車査定制度」 というものが政府指導のもと昭和54年にスタートしており、消費者利益の保護を目的 にしてこの自動車査定協会が運営しています。
この制度によって、査定基準が決まっています。
一般的に車の査定をされる際、『車種」「年式」に加えて次の項目を基準に確認されます。

査定項目で、「標準」と規定される状態は下記を満たします。
1.内装、外装の状態。
2.エンジン・足回りが良好であるか。
3.車検の残りが3ヵ月以内であるか。
4.走行距離が標準であるか。
5.タイヤの溝が1.6mm以上あるか。
6.事故、修復歴や改造がないか。
  • 下取りは「この基準を満たすか」
  • 買取は各社のマニュアルでの基準で「さらに加点・減点」

通常、下取りをお願いしてこの査定基準に満たず、廃車が決まった車は値段が付かないどころかお金を請求されることもあります。

それは、廃車にも手続きや処分費用がかかるからです。

しかし、買取店ではさらに各社それぞれのマニュアルに基づき、決められた基本価格と照らし合わせ減点方式・加点がされ車自体の評価が決定します。

そして実際の見積金額は、その買取店や下取りをするカーディーラーが把握している販売ルートでの車のニーズや、相場状況も加味されて決定するのです。

各社で評価方法に違いがあるため、価格に差が出てくる、それが「売却先によって買取価格が変わる」理由です。

さらに疑問

下取りに出すより買取り専門業者に売却したほうがいいのでしょうか?

買取り専門業者は、買取相場を元に金額を出すことがあります。売却するタイミングによっては、下取りの方が高い査定になることもあります。なので一概に買取よりも下取りは損をする、とは言い切れません。

複数の買取店に一気に査定依頼をすることが出来るのが
「車一括査定サイト」です

多少の手間がかかっても少しでも高い価格で売却したい、という方は下取りの見積もり・買取店の見積もりをいくつかとって比較するという方法が愛車を高く売るための方法だといえます。

一括査定サイトもそれぞれ特徴があります

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